安倍総理大臣と面会

安倍総理大臣は、2014年1月9日から7日間の日程で中東・アフリカ諸国を歴訪されました。安倍政権の外交スピーチライターをされている谷口内閣審議官が、栗山さやかさんのブログを読まれたことをきっかけに、モザンビークの首都マプトにあるホテルに招待されました。谷口氏は安倍総理が東京オリンピック招致のための演説も手がけた方です。大勢の招待客の中で、さやかさんは安倍総理と直接言葉を交わし、持っていたノートにサインをしていただいたそうです。その後エチオピアに行かれた安倍総理は、同地で行われたアフリカ政策スピーチの中でさやかさんの活動に言及しました。

さやかさんのブログより ~安倍総理が「109で働かれていたんですね。今はモザンビークで頑張っていらっしゃるんですね。体調はどうですか?」とおっしゃっていただだき、私は固まりました。握手していただき、バックの中にもし日本の方とお話しできた際、聞き取れなかったりわからなかった日本語をあとで調べるために書こうと持ってた紙切れしかなかったのですが、それでもサインを書いてくださいました。オーラがものすごく素敵な雰囲気がでていました。~(抜粋)

photo photo photo

医療技術師国家試験に合格

栗山さやかさんは2014年12月、モザンビークの国家資格試験に見事合格し《医療技術師資格》を取得しました。2年半に及ぶ猛勉強を経て、ポルトガル語による試験に臨みましたが、その成績はトップでした。

さやかさんのブログより ~昔エチオピアの施設でしばらく生活していた頃、毎日亡くなっていく自分よりも若い女の子たちをみながら、いつか医療の勉強がしたいなぁと思うようになりました。日本を出てきてから、無職でただうろうろしている人になったから、贅沢は敵だって思って節約しながら旅を続けていましたが、医療の学校に通えたらなぁって考えだしてから、たくさんの睡眠は敵だとも思うようようにして協会の仕事、英語教えるアルバイトの後、夜は一人で勉強していました。~(抜粋)

さやかさんのブログより ~遂に国家試験が終わりました。国家試験が近づくにつれて、私は一体大丈夫なんだろうかと考えだしたらあまりのプレッシャーでひどい首と肩の凝り、止まらない下痢、全身の湿疹、口内炎、微熱が続き、追い込みの試験勉強のはずが、精神的に追い込まれてしまいました。でも最後の数日は開き直って、ただ落ち着いて試験に臨もうと思いました。無事に合格していました!私はトップの点数で合格できました。よかった、本当に良かったの一言です。~(抜粋)

photo photo photo photo photo photo photo photo photo

約9年ぶりの里帰り

さやかさんはモザンビークの自宅を2014年12月27日に出発、そして30日の夜、約9年ぶりに日本に一時帰国しました。ご自身のブログで「私の住んでいる町から首都マプトへは、前は週に三便ぐらいしか飛行機が飛んでなかったんですが、今では五便もあります。マプトまでは3時間半ぐらい、次の日の便でマプトからドーハが10時間ぐらい、ドーハで乗り換えの待ち時間が8時間、そしてドーハから東京までが9時間ぐらいだったと思います。なんだかあっという間でした。」と報告しています。

翌年の2015年1月には、さやかさんの出身校である御前崎第一小学校、浜岡中学校、池新田高等学校のほか、池新田公民館や正福寺にて、お礼と報告の会を開催しました。東京ではお散歩会の方々が中心となり、さやかさんを囲むチャリティーパーティが催されました。またさやかさんの活動をサポートしている、ソニー・デジタルエンタテインメント福田社長との対談も実現しました。さらにジャパンタイムズにも記事が載りました。

photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo
PAGE BACK