さやかさんの著書

さやかさんの著書

《なんにもないけどやってみた~プラ子のアフリカボランティア日記》

岩波ジュニア新書より2011年10月刊行。「109の元ショップ店員、渋谷系ギャルが世界放浪の旅へ。訪れたアフリカの医療施設で出会ったのは、HIVや末期がん、貧困に苦しむ女性たちだった。病気の苦しみから救うことはできなくても孤独からは救ってあげたいと、彼女たちに献身的に寄り添い、多くの患者たちの最期を看取ったプラ子さんが綴る感動の日記。」(裏表紙より)

本書の巻末には「よーこさん」こと坂之上洋子さんからの寄稿が収められています。栗山さやかさんはよーこさんの著書《犬も歩けば英語にあたる》に勇気付けられて海外に飛び出しました。旅先でよーこさんへお礼のメールを送り、さやかさんがSNSに投稿した旅日誌を読んだよーこさんがその行動力に共感し、お二人の交流が始まりました。エチオピア医療施設での体験をまとめた本書が出版されたのも、この出会いがきっかけといえます。よーこさんは現在でも協会《アシャンテママ》の支援者であり、さやかさんの大きな支えとなる存在です。

さやかさんの著書

《渋谷ギャル店員~ひとりではじめたアフリカボランティア》

金の星社より2015年4月刊行。「バックパッカーとして、約六十か国を旅してたどりついたアフリカ・モザンビーク。毎日のように、たくさんの人たちが貧しさや病気で苦しみ、死んでいく現実を目の当たりにした彼女は、女性や子どもを支援する協会《アシャンテママ》をたったひとりで設立した。目の前で苦しむ友達を助けたいという一心で、ひたむきにとりくむ彼女の姿は、現地の人たちの心を動かしていく。」(袖表紙より)

栗山さやかさんの二冊目となる本書は、彼女の生い立ちから東京でのギャル店員としての生活、海外に旅立つことになった心境の変化、そして将来に道筋を与えたエチオピア医療施設ボランティアでの壮絶な体験を経て、モザンビークの貧困地域におけるNPO設立までの道のり、さらに医療技術師資格取得への挑戦などが語られています。

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